ぶらばん!、E×Eと(個人的には)面白いと思える作品を作ってきてくれたゆずソフト最新作は、本当の意味での常夏の島で繰り広げられるラブストーリー&SF(すこしふしぎ)物語、夏空カナタ。
さて、今作でゆずソフト開始から3作目となりますが、2度あることは3度ある、かまたは3度目の正直、か果たしてどちらになったでしょうか?
一応プレイ時に書いていたプレイ日記へのリンクを貼ります。
- 夏空カナタプレイ日記:三好由比子ルート完
- 夏空カナタプレイ日記:七条沙々羅ルート完
- 夏空カナタプレイ日記:上坂茅羽耶ルート完
各ヒロイン毎についての詳細な感想などは上記に大体書いたつもりでいます。
では作品全体として評価してみましょう。
独占について
今作は残念ながら、前2作に比べて独占の感じが弱くなっています。
主に独占感を目的にしてゆずソフト作品を買っていた私のような人間からみればかなり残念な結果と言わざるを得ません。
というか、ストーリー的には前2作とレベル的に変わらず、相変わらず厨2病的展開を見せてくれる上に独占感が弱まったのではターゲットとなる層が更に狭められてしまう結果になるのではないでしょうか?
E×Eで、作風的に独占感を期待出来そうに無かった作品でも独占させてくれたゆずソフトであったからこそ期待していたのですが、残念ながら今作では裏切られてしまったようです。
どこがどう駄目なのかはプレイ日記の三好由比子ルート、七条沙々羅ルートにて書いています。
処女について
これについては問題ありませんでした。
全処女ではあります。
が、上坂茅羽耶はその特殊性により仮に物語開始前に処女を散らすような何かがあったとしても(ループ中にあった事であるなら)主人公と出会う時にはまた処女に戻ってしまう為、そういった部分で嫌う人もいるかもしれません。
萌え和姦について
流石にこれについては問題ありません。
どのルートのどのシーンにおいても萌え和姦以外は存在しません。
まぁ、流石にこの項目まで駄目だとブランド分けた方が良いような気もしますしね。
但し、独占感について問題あると感じる原因の1つに七条沙々羅のレイプ未遂、というか父親がレイプしようと狙ってる、という設定がありますので実際には何もされないとはいえ問題と感じる人もいるでしょう。
ロリについて
全体的にロリっぽいですがwその中でも特に七条沙々羅は今まで外の世界の事を全く何も知らずに育ってきたという事も相俟って非常にロリロリしいですw
ちなみに外見的にも設定的にもロリな双葉には流石にエロはありません。
ちなみに双葉は由比子ルートの終わりがけで五郎と良い雰囲気になっています。
ツンデレについて
どちらかというと由比子がツンデレの範疇に入るのかもしれませんが、あまりツンデレっぽくないです。
というか、別にツンツンしてないし。
ただ単に普段強気なだけで。
という事で、基本的にツンデレキャラはいないと考えるべきかもしれません。
前作では野宮悠という良い感じのツンデレがいたんですけどね。
絵について
むりりん氏&こぶいち氏の絵は相変わらず可愛くて、この点だけは大いに評価出来ますね。
このまま絵だけメーカーにはならない事を祈りますが、ただこの業界、絵さえ良ければある程度売れてしまいますからね……
総評
個人的に前2作で良かったと感じていた部分がスポイルされ、それ以外にも色々と劣化が激しく正直そろそろエロゲ作るのにも飽きてきたのかな?と思わざるを得ない出来でした。
まぁ、実際ずっとエロゲとか作って、しかも2作作ってどちらもそれなりに評価されるような状態になると、もうあまり本気で作ろうと思わず惰性で作っても良いかとか思っちゃうのかもしれませんが、でもそんなに世の中甘くは無い。
本作で色々と駄目になっている部分をユーザーは敏感に感じていますし、次回作は様子見に格下げするユーザーも少なからずいるでしょう。
基本的に、何か作品を作ってその評価が実際にメーカーに跳ね返ってくるのは次回作の売り上げとして、という部分は肝に銘じておかなくてはいけない部分です。
独占感についてはまぁ、もしかしたらそもそもゆずの目指す方向とは違ったのかもしれない部分もあり、今後の方向性によっては私の購入リストからも外す事になるわけですが、それはメーカーのコンセプト如何だから違う方向を向いても仕方無いんですが、シナリオの出来自体が前作よりも劣るというのはやはり問題があると思いました。
以上により、点数を付けるならば100点満点で、
50点
といったところでしょうか。
とても満足出来る作品では無かったのは残念な事です。
次回作も一応は買うつもりではおりますが、次回作の出来次第では考え直す必要があるかもしれません。