Purple Softwareと言えば個人的には秋色恋華だったりする訳ですが、似たような名前の新作、春色桜瀬が出たのでサクッと一周してみました。
という事で、春色桜瀬でのロリ担当、青野クーデルハイツ鈴蘭通称くーについて早速感想など書いてみたいと思います。
さて、PurpleSoftwareといえば私はまず一番に、主人公のヒロイン独占について期待します。
そして次に萌えについて期待します。
基本的にPurpleSoftwareの作風というのは、どこかほのぼのとした世界観で和気藹々と過ごすという物で、殺伐とした世界はPurpleには似合いませんし、期待もしていません。
寧ろ殺伐とした世界観の作品を出されたら幻滅します。
という事で、そういう観点から一度評してみましょう。
まず、独占的には問題無いと思います。
まぁ、サブキャラの白鳥太一郎というキャラがちょっとウザイといえばウザイのですが、とりあえずはまだMobキャラといえる範囲なのでぎりぎりセーフですw
こいつが身体検査の時に女子の着替えを覗こうとするイベントがあるんですが、どうやらきっちり防御出来てるっぽいのでセーフです。
ここで覗けてたら個人的にはちょっと微妙な気分になってしまう所でしたがw
また、こいつが暴走しようとする所で同じくサブキャラの斉藤和馬というのが止めに入ったり、生徒会に連れて行ったりするので何とかなっているという感じですかね。
ただ、それでもこのはにモーションをかけまくるのが正直うざいです。
くーに対しては特にモーションをかけてこないので、くー自体に対しては独占的に問題と感じるような部分はありませんでした。
というかくーの場合は独占して、されての関係をくー自身が望んでくる感じなので寧ろいい感じだと思います。
そして萌え成分について。
くー自身はまぁ、ちょっとカタコト的言葉使いとロリっぽい風味で記号的には萌え成分を有しているように思えます。
しかし、萌え転げられるかといえばそうでもなく、寧ろ和むといった感じですがこれはまぁPurpleの作風ですね。
でも秋色恋華の戸倉真由なんかはかなり萌えられたので、Purpleが萌え転げられる作品を作れないというわけでは無いと思うんですけどね。
もう一度こういった感じの物をやりたいんですが、もう無理なんでしょうか?
しかし、ほのぼのとした作風については健在で、寧ろそっち方面に色々伸びているという感じですね。
ただ、前作/前々作位からそうだったんですが、妙にシリアス風味を織り込んできています。
くーについてもラスト付近で妙にシリアスがかった展開になっており、正直ほのぼのとした世界観をぶち壊してしまっています。
この辺りがちょっと残念ですね。
最近のエロゲ業界は何だか、どこもかしこもこの時期はこれ、みたいな足並み揃えて同じ作風の物を出してくる傾向にあるようで、最近は妙にシリアス風味な作品が多くなっている気がしますがこういう時に右にならえではなく、うちはこういう作風の作品を出すんじゃ、と拘りを持って作って戴きたいと思うのですがどうなんでしょうか。
まぁ、営業の都合だとかそういった色々大人の事情という物もあるんですが、それでもどこもかしこもKeyを目指せ、となっているように見えて正直逆にこの業界の将来が不安になります。
何故、自分達の売りはこれで、他所は他所、うちはうち、とはっきり言えないのかとも思いますが、流通辺りから要望がきていたりすると安易に無視するのも難しいので、仕方ないんでしょうかね。
くールートそのものについて言えば、ある事件が元で心を閉ざしていたくーを、主人公の陸がネガティブハートにロックオン、という感じで笑顔を取り戻そうと奔走し、その結果くーが陸に惚れていくという感じなわけなんですが、この辺りでまず回収されなかった複線がありました。
陸自身が、なんだか心に封印でも施されていたのか異常なまでに鈍感だったのが、くーに真正面から告白された途端にいきなり恋愛感情が芽生えた、という感じになっていて不自然さを感じましたが結局その辺りについてはくールートでは全く説明されませんでした。
そして終盤付近、恋桜の声が聞こえてくるイベントがあるんですが、声がどう聞いてもこのはの声だったりするんですね。
で、このイベントの後このはが出てくるシーンがただの1つも無い辺り、なんかこのはの正体って?という感じになったりもしましたがやっぱり説明はありませんでした。
この辺りの複線は、このはルートで全部回収されるんでしょうかね?
あるいはいつもの如く、複線を張るだけ張って、そのまま放置して終了なんでしょうか?w
とりあえず、くールートは可もなく不可もなく、という感じで無難で終わりました。
しかしくールート中ではこのは、くー、撫子以外のヒロインは忘れ去られた存在になってしまっていたのでw今度は逆に、桔梗ルートにでも行ってみようかと思います。